英国・フランス・ベルギー・オランダより厳選されたアンティーク家具、建具、照明販売。ヨーロッパの洗練されたインテリアに囲まれて過ごす日常をお手伝いしたい、そんな思いで西洋アンティークをご紹介させていただきます。
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イギリス アンティーク家具の素材変遷 マホガニー編
イギリス事情・英国アンティーク家具アンティーク照明意匠の変遷アンティーク家具の歩み
マホガニーの時代(1720〜1770)



マホガニーの最盛期は、18世紀中ごろまでです。その後は象嵌や寄木張りなどの部材として使われました。

この間、トーマス・チッペンデールが登場します。チッペンデールのデザインは、ロココ様式、ゴシック様式、

シノワズリー様式など多様なデザインです。その中でも特徴的なデザインを挙げると、クラスター・コラム 、

フレット・ワーク、組格子デザイン、サーペンタイン・チェアバックなど、多岐にわたります。

家具の専門書は珍しい時代でしたが全国の家具職人、家具工房など多大な影響を及ぼします。

チッペンデール自身も、工房を持ち、完成した家具の販売店や家具用の材木店などをもっていました。

チッペンデールは家具史上、多大な影 響を与えたといってよいでしょう。

来るべきサテンウッドの時代までの、マホガニー時代の特徴をまとめてみます。

まず、キャビネット、ドロワーズなどの収納家具のうち、初期のトールボーイの脚のデザインがオージー形に変わり、

脚足も短くなります。



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ブックケースやキャビネット類の頭部は、初期のブロークンペディメントに加えて、

アメリカンボンネットトップ、スワンネック・ペディメントが登場します。それまでのテーブルは、

ゲートレックテーブルに代表される構造のものが主流ですが、それらに加えて、ドロップ・リーフ形が18世紀中頃から作られます。

ブレックファースト・テーブルも流行します。

これらに、拡張ウィング板と小引き出しの付いた形が、ペンブロークテーブルとして定着して行きます。

小物のかぐとして、コモド、ウォシング・スタン ドなどがあります。
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コモドは便器入れの家具でしたが、1760年代までには、マナハウスなどの設備の行き届いた寝室の常備家具となります。

コモドは、本来の語源であるフランスの家具としては、衣装箪笥などの立派な家具を意味していますが、英国では、

アクセントの違いがあるものの、後のナイトテーブルと同義語となります。

頭のコにアクセントの場合は、ドロワーズを意味し、末尾のモドにアクセントをつけるとナイトテーブルの意味です。

本来のコモドは、サーペインタイン・シェープやボーブなどの形状を伴ったドロワーズです。18世紀中頃に作られ始めます。

ウォッシュスタンドは、貴族階層に洗顔の習慣が定着した17世紀後半からオケージョナルテーブルとして使われます。

18世紀になり、折りたたみ型の洗面器や石鹸を収納する家具として定着します。

椅子は、背もたれに、ラダーバック、フィドルバックなどの意匠が登場します。

さらに、チッペンデール特有の背もたれとしてリボンド型やシノワズリー(組格子)型がデザインされます。

椅子の脚下に、キャスターが取りつけられ、床面やカーペット類を傷めずにしかもその移動を容易にすることが出来るようになりました 。

キャスターにはレザー・ホイールやスクェアー・カップが取り付けられます。
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