英国・フランス・ベルギー・オランダより厳選されたアンティーク家具、建具、照明販売。ヨーロッパの洗練されたインテリアに囲まれて過ごす日常をお手伝いしたい、そんな思いで西洋アンティークをご紹介させていただきます。
アンティーク マイセン
アンティーク・マイセンの歩み
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アンティーク陶磁器(マイセン)の歴史

18世紀初頭のヨーロッパでは、東洋の磁器は金とほぼ同等の価格で取引され、白く固く美しい磁器焼成は各国王侯貴族の悲願で、

それを叶えたのがザクセン選帝侯にしてポーランド国王、アウグスト王(1670〜1733)でした。

王の命から錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベドガー(1682〜1719)が白磁焼成に成功したのは5年後の1710年ごろマイセンにおいてでした。

王がマイセン窯に命じて作らせた磁器のコレクションは35000点余りで、それらのほとんどに関わったのが

天才造形家ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1706〜1775)でした。

彼の作った動物の彫像は、今もなおその迫力ある作品の一部をドレスデン陶磁博物館で見ることができます。
アンティーク 陶磁器
マイセンのバロックからロココ様式への移行

フランスでルイ15世の治世が始まる、その優美なロココ様式が中央ヨーロッパ全体に広がります。

マイセン窯も1736年ごろバロックからロココ様式への転換をはかります。

ケンドラーは自分の才に溺れることなく新旧の絵画や素描を用いて転写したり、競争を恐れず、エーベルライン、エーダー、

ライニケ等の造形家を雇い競作しました。

その結果マイセン・ロココといわれる名品が生まれていきました。

また1764年以降はフランスからミシェル・ヴィクトル・アシエ(1736〜1799)も呼ばれ、ケンドラーと並んで主任造形師に就任、

このように革新を恐れず、手を抜かずという企業努力が世界一といわれる水準の高さを保つ秘訣のようです。

西洋骨董
アールヌーボー期から現代まで
1781年にアシエが辞任後、その後を継承したのはユヒトツアー(1752〜1812)です。

この頃からマイセンでは新古典主義の動きが起こります。

彼はドレスデン博物館の古代美術館から多くの技術を学び、それらの肌合いを磁器に再現することに力を入れました。

中でも1784年に製作された三美神はその最高傑作のひとつ、アグライア、タリア、オイフロジーネという3人の女神像です。

その後、マイセンはビーダーマイヤー、歴史主義、自然主義へと様式をかえ、1875年には双剣のマークを登録商標とするなど企業努力を重ね、

過去の作品にも学び、フィギュアにもさらに高い完成度で受け継がれていきました。

19世紀末から20世紀にかけては新しい芸術の動きであるアールヌーボーの影響をうけます。

マイセンは常に新たな造形美へと工夫を重ねていきます。1946年には一時ソ連に管理されるなど戦後の苦難の時代を経験しますが、

ベルナーやシュトラングなどのよる『芸術の発展を目指す集団』の設立(1960年)など今も前進を続けています。
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