英国・フランス・ベルギー・オランダより厳選されたアンティーク家具、建具、照明販売。ヨーロッパの洗練されたインテリアに囲まれて過ごす日常をお手伝いしたい、そんな思いで西洋アンティークをご紹介させていただきます。
西洋アンティーク
アンティークの豆知識
イギリス事情・英国アンティーク家具アンティーク照明意匠の変遷アンティーク家具の歩み

トリオ

英国はトリオが主流
西洋アンティーク 椅子

カップアンドソーサーとさらにもう一枚、ソーサーよりも一回り大きなプレートがセットになっているものをトリオと呼びます。実はイギリスでは19世紀後半ごろから、この3点セットのトリオが生産されていました。
カップだけをみてコーヒー用に見えても、トリオならティー用と判断ができます。
トリオはイギリス以外の国にも見られますが、やはり紅茶の国イギリスが圧倒的に多くみられます。
アフタヌーンティーの習慣とかかわりがあるようで、紅茶を飲みながら、ケーキやお菓子を楽しむには、カップとソーサーだけでは足りなかったのです。

ケーキスタンドのお菓子やケーキを取り分ける皿、ジャムやバターを塗るナイフがセットになっています。つまりトリオはアフタヌーンのセッティングにはぴったりでした。そのことを裏付けるかのようにアフタヌーンティーの習慣が始まった1840年ごろからトリオはイギリスを中心に普及しています。

ワイルマン窯のようにティーカップのほとんどをトリオにしているメーカーもあるくらいなのです。


ホーロー缶

フラワー缶、ブレッド缶


ブレッド缶はパンの保存容器のこと。ねずみからパンを守るために、木箱にパンを入れて天井から吊り下げたものがその原型と言われています。19世紀中ごろまでは素焼きの壷に蓋をつけたものが使われ、その後さまざまな素材を経て20世紀にホウロウ製が大量生産されました。

また小麦粉を保存するフラワー缶も家庭でパンを焼いていた時代の必需品、大量の小麦粉が保存できるよう高さ20〜25cmもある大きなサイズが主流でこれもブレッド缶同様、20世紀からは量産に適したホウロウが主流になりました。

アンティーク・ホーロー 英国

また写真左のまだら模様のブレッド缶はフランスが英国向けに作られた珍しいものです。


陶製ポットとボトル

19世紀後半から1950年代にかけて食品の販売に陶製の容器が多く使用されていました。ジャム、ビール、クリーム、肉や魚の加工品、マスタード、栄養補助食品、などの食品が詰められて店頭に並んでいました。
ちなみにヴィロール(virol)の容器は牛の骨髄を濃縮した栄養補助食品を入れた容器です。瓶の中央上部に牛の骨を握った手が描かれたマークは製造初期で非常にレアで高価、年代は1880年ごろのものです。

ヴィロル 英国陶器


当時の人たちはこの容器を保存しておくような物ではないので、現存するものは非常に少ないのが現状です。そこで当時地中に埋められたものが掘り起こされ市場に出回っています。個人商店の名の入った容器やサイズの大きなものは希少価値があり高価。

ナーシングチェアー

ナーシングチェアー(授乳用椅子)座高が低く安定感がある椅子でイギリスでは授乳期のお母さんが赤ちゃんにお乳を与えるときに使われてきました。形状はいろんな形がありますが、ダイニングチェアーの足を半分くらいの高さまで低くしたようなものから、写真のようにちょっと日本では見られないような逸品まであります。

日本人にはこの低さが安定感があり人気の椅子のひとつです。お部屋にあるだけでも絵になるような椅子です。

ナーシングチェアー ナーシングチェアー


左の椅子は頭の位置まで背もたれが伸びておりとても落ち着いて座れる椅子です。赤ちゃんを抱いて一眠りにはぴったりな椅子です。
英国では現代家具として一般的には製造販売されておらずアンティークならではの椅子です。


ペンダントライトとシャンデリア

アンティークの照明で根強い人気があるのがペンダントライトとシャンデリアではないでしょうか。
その他には壁に取り付けるブラケットもあります。

シャンデリアというと豪華さが印象的ですが、電球自体は3個〜6個くらいが主流でシンプルで洗練された優雅さを持ったものが多く、やはりシャンデリアがお部屋にあると雰囲気を一変させれるほどの魅力があり、そこに惹かれる方が多いようです。



ペンダントライト ペンダントライト





またペンダントライトはバラエティーが豊富でかわいさも魅力のひとつです。ペンダントライトで部屋全部の明かりを取るのは無理ですので、そのほかのライト(間接照明)と組み合わせで使用します。ヨーロッパの生活様式に根ざしたライトのひとつで、蛍光灯にはない光のやわらかさや落ち着いた空間を味わうにはぴったりではないでしょうか。



アンティークの脚の形状

アンティーク家具

アンティークの椅子やテーブルにはいろんな脚の形があります。

その脚は年代によって形も特徴も違います。年代判別の際に参考になります。

日本でよく呼ばれる”猫脚(ねこあし)”にしても多くのタイプがあり、英国アンティーク家具の奥深さを感じさせてくれます。

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